第1回:整数と小数のしくみ 〜「1って、どこまで分けられるの?」〜

◆ 今日のテーマ

みんなが毎日目にしている「数字」。

たとえば1、2、3といった整数や、0.1、1.5といった小数。

今日は、そんな数字の中でも、**「整数と小数のちがい」や、「数字の大きさの比べ方」**について、じっくり学んでいきます。

◆ 数の世界を見てみよう!

まず、次の2つの数を比べてみてください。

1 と 0.9

どちらが大きいと思いますか?

▶ 整数とは?

「整数」は、小数や分数ではない、**1、2、3、4…のような“切りのいい数字”**のこと。

例えば:

1個のりんご🍎 5本のえんぴつ✏️ 100円玉💰

整数は「ちょうど」の数をあらわします。つまり、“数えられるもの”です。

▶ 小数とは?

「小数」は、1より小さいけど、数として存在している細かい部分の数字です。

たとえば:

0.5リットルの水=500ml 0.3秒の差で勝負が決まった 1.2メートルの身長差

「ちょうど1じゃないけど、1に近い」

そんな細かい量をあらわすのが小数です。

◆ 0.1ってどれくらい?

「0.1」ってピンとこないかもしれませんね。

こんなふうに考えてみましょう👇

1を10こに分けたら、そのうちの1こが「0.1」

つまり…

1円玉を10人で分けたら、1人分が0.1円 1メートルを10こに分けたら、1こ分が0.1メートル(=10cm)

0.1 < 0.2 < 0.3 < … < 0.9 < 1

となり、「0.9は1よりちょっと小さい」ということがわかります!

◆ 数の大きさをくらべるときのコツ

小数が混ざったとき、数の大小を比べるのはちょっとだけコツがいります。

例:0.75 と 0.8 はどっちが大きい?

まず、**小数第1位(0.7 vs 0.8)**を見てみましょう。

→ 0.8の方が大きい!

小数第1位が同じときは、小数第2位(0.75 vs 0.78 など)を見て、判断します。

今日のまとめ

ポイント

内容

整数

1、2、3など「ちょうど」の数

小数

1より小さい、細かい数(例:0.5、0.75)

小数の比較

左から順にケタを見て、大きさを判断!

◆ 最後に

数字は“ただの記号”じゃありません。

**「世界をはかる言葉」**です。

1という数も、0.1に分けたり、10倍にしたり、無限に広がるんです!

今日も最後までみてくださりありがとうございます‼️

よろしければ、コメント等してくれたら嬉しいです‼️

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