1. 導入(つかみ)
「ピザってどれくらいの大きさがあるんだろう?」
「友だちと分けるとき、全部で何cm²あるのかな?」
こんなふうに思ったこと、ない?
四角い形なら「たて×よこ」で簡単に面積を出せるけど、円ってちょっとややこしいよね。
でも大丈夫!円の面積は「あるきまり」を知れば、スッと出せちゃうんだ。
今日は 円の面積のひみつ を、身近な例や楽しい考え方で説明していくよ!
2. 本文(多角的に解説)
① 実生活の視点:身近な円を探してみよう
ピザ ドーナツ サッカーボールの模様の一部 時計の文字盤
これ全部「円」だよね。
「円の面積を出せる」ってことは、ピザを分けるときの大きさを比べられたり、ノートに円を書いて工作するときに材料の量を計算できたりするってこと。
つまり円の面積を知ると、日常の「これどのくらい大きいの?」がわかっちゃうんだ。
② 基本ルールや理論:円の面積の公式
円の面積を出す公式はこれ!
円の面積 = 半径 × 半径 × 3.14
ポイントは「半径を2回かける」ってこと。
たとえば半径が5cmの円なら…
5 × 5 × 3.14 = 78.5(cm²)
どうして半径を2回かけるのか?
実は、円を細かく切って並べると、だんだん「長方形」に近い形になるんだ。
長方形の「たて」が半径 「よこ」が円周の半分(半径×3.14)
だから「半径×半径×3.14」になるんだよ。
③ 心理的アプローチ:楽しく覚えるコツ
数字だけ覚えるのって大変だよね。
そこでおすすめなのが「ゴロ合わせ」。
半径×半径×3.14 → “はんはんサイシ” みたいにリズムで覚える ピザやドーナツを思い浮かべて「おいしさ=面積」って考える
楽しいイメージにすると、記憶に残りやすいよ!
④ 失敗しやすいポイントと対策
半径と直径をまちがえる → 半径=真ん中から端っこまで、直径=端から端まで。直径は半径の2倍! 半径を1回しかかけない → 必ず「半径×半径」にしてね。 3.14を忘れる → 円には「円周率(3.14)」が絶対に必要!ピザの味つけみたいに「なくちゃ完成しない」って覚えておこう。
⑤ 応用の仕方
円の面積が出せると、こんなこともできるよ。
グラウンドの広さを調べる お皿の大きさを比べる 工作で「円の模様」を計算して材料をむだなく使う
将来、スポーツや料理の世界でも役立つんだ。
3. 練習問題(やってみよう!)
問題1
半径4cmの円の面積を求めよう。
👉 解答:4×4×3.14 = 50.24cm²
問題2
直径10cmの円の面積を出そう。
👉 解答:直径10だから半径は5。5×5×3.14 = 78.5cm²
問題3
半径7cmのピザがあります。ピザの面積は?
👉 解答:7×7×3.14 = 153.86cm²
問題4(文章題)
半径6cmの円いけ(池)があります。表面の面積はどれくらい?
👉 解答:6×6×3.14 = 113.04cm²
挑戦問題(応用)
半径3cmの円の中に、半径1cmの小さな円をくりぬきました。残りの面積は?
👉 解答:大きい円=3×3×3.14=28.26、小さい円=1×1×3.14=3.14
28.26−3.14= 25.12cm²
4. まとめ
円の面積は 半径×半径×3.14 半径と直径をまちがえないことが大切 イメージやゴロ合わせを使うと覚えやすい ピザやドーナツを思い浮かべると計算が身近になる
👉 今日からの一歩は、「身の回りの円を探して面積を出してみる」こと。
お皿、時計、ペットボトルのフタ…ぜんぶ練習問題にできるよ!
