2ー2【小学生向け】立体の展開図ってなに?遊びながら学べる解説

小学生

1. 導入(つかみ)

「箱をばらばらにして平らにできたら、どうなるんだろう?」

「このピザ箱の形を紙に写したら、全部の面が見えるかな?」

こんなふうに考えたこと、あるよね。

算数でいう 立体の展開図 は、まさにこのイメージ。

立体を紙の上に広げて、「どの面がどこにあるか」をわかりやすくした図のことなんだ。

覚えると、工作や箱の設計、お菓子のパッケージ作りにも役立つんだよ。

今日は、角柱や円柱、立方体などを使って、展開図を楽しく学んでいこう!

2. 本文(多角的に解説)

① 実生活の視点:身近な立体と展開図

立方体:サイコロ、積み木、立方形の箱 角柱:牛乳パック、チョコの箱 円柱:ジュースの缶、トイレットペーパーの芯

たとえばジュースの缶を紙で包むとき、展開図を知っていると「どの面をどこに置くか」がすぐわかるよ。

工作や折り紙でも展開図は大活躍!

② 基本ルールや理論

立方体の展開図

立方体には6つの面があるから、展開図も6つの正方形になるよ。

面をどの順番でつなげるかで、いろんな形が作れる 覚え方のコツ:1枚の面から順番に横や上に広げるイメージ

角柱の展開図

角柱は、上面・底面・側面(長方形が4枚)

側面を1列に並べて、上と底をくっつける 牛乳パックをばらしたら展開図の形になるよ

円柱の展開図

円柱は、上面と底面(円)+側面(長方形のように丸める部分)

側面を切り開くと長方形になる 円の周の長さ=長方形の横の長さ、高さ=長方形の縦

展開図のルールは、「立体を切って広げると面になる」ということ。

紙に描くときも、順番に広げてつなげるとラクになるよ。

③ 心理的アプローチ:楽しく学ぶコツ

立体を実際に折ったり切ったりしてみる 色ペンで面ごとに色を変えると見やすい 展開図を「パズル」と考えるとゲーム感覚で覚えられる

例えば、家にある牛乳パックを切り開いて展開図を作ると、算数がぐっと身近になるよ。

④ 失敗しやすいポイントと対策

面の数をまちがえる → 立方体は6面、角柱は底2枚+側面4枚、円柱は底2枚+側面1枚 面の順番を間違える → 展開図は「折ったら元の形に戻る順番」で描く 側面の長さ・円周を間違える(円柱) → 側面の長さ=円周、縦の長さ=高さ

⑤ 他人の工夫例・応用の仕方

お菓子のパッケージデザインで展開図を使う 工作で「自分だけの立体」を作る 箱を作るとき、紙のサイズを考える

工作や実生活と結びつけると、算数の勉強がもっと楽しくなるよ。

3. 練習問題(やってみよう!)

問題1(立方体)

1辺3cmの立方体の展開図を描こう。

ヒント:正方形を6枚、順番に広げる

問題2(角柱)

底面が縦4cm×横2cm、高さ6cmの角柱の展開図を描こう。

側面は長方形4枚、上面と底面は長方形じゃなくて底面と同じ形

問題3(円柱)

半径2cm、高さ5cmの円柱の展開図を描こう。

側面は長方形、長さ=円周、縦=高さ

問題4(応用)

ペットボトル型の円柱を切り開いて、展開図に色を塗ってみよう。

上下の円は青、側面は赤にして折ったら元の形に戻るか試してみよう

4. まとめ

展開図は「立体を切って広げた図」 立方体:6枚の正方形、角柱:底2枚+側面4枚、円柱:底2枚+側面1枚 紙に描くときは「折りたたむ順番」を意識する 工作や生活の中で実際に作ってみると理解がぐっと深まる

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