2ー5ことばのチカラを味方にしよう!

1. 導入(つかみ):「なんかカッコイイ言い回し、使ってみたい!」

「この前、友だちが“油断大敵(ゆだんたいてき)だよ!”って言ってて、なんかカッコよかった!」

そんなふうに思ったこと、ない?

学校の国語の授業や本の中でもよく出てくる「慣用句(かんようく)」や「ことわざ」。

でも、「覚えるのがめんどう…」「使い方がわかんない…」って思ってる人も多いはず。

でもね、実はこれらを使いこなせるようになると、

✅ 会話がちょっと大人っぽくなる

✅ 文章がぐ〜んと上手になる

✅ 物事の考え方が深くなる

という“いいこと”だらけなんだ!

今日は、そんな「慣用句」と「ことわざ」を、わかりやすく&楽しくマスターする方法を教えるよ

2. 本文:4つの視点でわかる!慣用句・ことわざの世界

① 実生活で使える!身近な慣用句・ことわざの例

まずは、毎日の生活でよく使えるものをいくつか見てみよう

「石の上にも三年」  → どんなに大変でも、がまんして続ければ成果が出るという意味。  例:「毎日漢字ドリルやるの大変だけど、石の上にも三年だ!」 「口がすべる」  → 言ってはいけないことをつい言ってしまうこと。  例:「あっ…サプライズの話、口がすべった〜!」 「二の足をふむ」  → 迷ってすぐに行動できないこと。  例:「発表に出たいけど、二の足をふんじゃうな〜」

こうしてみると、「なんかカッコイイ表現」って思わない?

ふつうの言い方よりも気持ちがよく伝わるし、話に深みが出るんだよ✨

易② まずは基本をおさえよう!慣用句とことわざの違い

ここでちょっと整理しておこう!

✅ 慣用句:「決まった言い回し」  → 例:「腹が立つ」「足を引っぱる」「口を出す」など。  日常の動作や気持ちをたとえて表現する言葉。 ✅ ことわざ:「昔からの知恵をまとめた短い言葉」  → 例:「急がば回れ」「七転び八起き」「猿も木から落ちる」など。  人生の教えや考え方がこめられている。

ざっくり言えば、

「慣用句」は会話のスパイス

「ことわざ」は人生のヒント

みたいな感じだよ!

③ 楽しく覚えるコツは「ストーリー化」

ただ暗記しようとすると、すぐ忘れちゃうよね…。

そこでおすすめなのが、「ストーリー」で覚える方法!

たとえば、「猿も木から落ちる」ということわざ。

意味は「どんなに上手な人でも失敗することがある」だけど、

「木登りが得意な猿が、うっかり足をすべらせた!」っていう“絵”を頭に思い浮かべてみよう。

ストーリーや絵とセットで覚えると、びっくりするほど忘れにくくなるよ

⚠️④ よくある失敗と対策

せっかく覚えても、こんな失敗パターンがあるんだ

❌ 意味をまちがえて使ってしまう  → ことわざは「場面に合った使い方」が大事!  例:「急がば回れ」を「ゆっくりしてもいい」って意味で使うのは間違い。 ❌ 文字だけで覚えてしまう  → 使わないと身につかない!会話や作文で“実際に使う”のがコツ。 ❌ 似た表現とごっちゃになる  → 「猫に小判」と「豚に真珠」はほぼ同じ意味。まとめて覚えると◎

3. 今日からできる練習ステップ ✏️

よし!ここまで読んだら、今日からできる練習にチャレンジしてみよう!

離【練習①】意味を考えよう

次のことわざ・慣用句の意味を考えてみてね

「泣きっ面にハチ」 「口が軽い」 「一石二鳥」

✅【答え】

不運なことの上に、さらに悪いことが起きること 秘密をすぐしゃべってしまうこと ひとつの行動で2つのよい結果を得ること

離【練習②】自分の文で使ってみよう

好きな慣用句かことわざをひとつ選んで、自分の生活にあてはめた文を作ってみてね!

例:「毎日ちょっとずつ練習すれば、石の上にも三年でピアノが上手になると思う!」

「文章を作る」は、使いこなせるようになる一番の近道だよ

4. まとめ:「言葉」は“友だち”みたいなもの!

慣用句やことわざって、最初はちょっとむずかしく感じるかもしれないけど、

使えば使うほど“自分の味方”になってくれるんだ。

今日のポイントをおさらいすると…

✅ 慣用句=会話のスパイス、ことわざ=人生のヒント ✅ 身近な例とセットで覚えると記憶に残りやすい ✅ 意味だけでなく、実際に“使ってみる”のが大事

言葉を知っていると、伝えたいことがもっと伝わるし、考え方もぐんと広がるよ

今日から少しずつ、「ことばの達人」を目指してみよう!

✍️ 次のステップ:「1日1つ」慣用句・ことわざをノートにメモして、家族や友だちとの会話で使ってみよう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました