4ー1【小学生向け】速さ・道のり・時間の関係を使いこなそう!(応用編)

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1. 導入(つかみ)

「学校まで歩くのに何分かかるかな?」

「自転車ならもっと早く着ける?」

こんなふうに考えたこと、あるよね。

算数で習う「速さ・道のり・時間」の関係は、まさにこういうときに使えるんだ。

だけど、「速さ=道のり÷時間」って公式を覚えても、実際の問題になると「どっちを割るんだっけ?」と迷うこと、ないかな?

今日はそのもやもやをスッキリさせて、「応用編」としていろんな場面でどう考えるかを一緒に学んでいこう!

2. 本文(多角的に解説)

① 実生活の視点:身近な例でイメージしよう

たとえば…

徒歩で学校まで2km、時速4kmで歩いたら、時間は? 自転車なら時速12kmで走れる。どれくらい早く着く? バスなら時速30km!でも信号で止まることを考えるとどうなる?

こうやって考えると、公式が「生活の中で役立つ道具」だってわかるよね。

旅行やお出かけでも、スマホや地図アプリがやっているのはこの計算なんだ。

② 基本ルールや理論:三角形の図で覚える!

速さ・道のり・時間の関係は「三角図」で整理すると便利。

道のり
──────
速さ × 時間

道のり = 速さ × 時間 速さ = 道のり ÷ 時間 時間 = 道のり ÷ 速さ

覚え方のコツは、三角の中で「かくしたいもの」を手で隠すこと。

たとえば速さを隠すと「道のり÷時間」って見えるんだ。

応用問題も、この三角図を思い出せば安心!

③ 心理的アプローチ:楽しく取り組む工夫

競争をイメージする 「もしウサギとカメが競争したら?」みたいに遊び感覚で考えると楽しい。 自分の生活を題材に 「自分の通学路」「遊びに行く道」などを使うと、ただの数字じゃなくなる。 タイマーやストップウォッチを使う 実際に自分の歩く速さを測ってみると、計算とつながってワクワクするよ!

④ 失敗しやすいポイントと対策

単位をそろえ忘れる kmとm、時間と分を混ぜて使っちゃうミスが多い。 まず「全部kmと時間」にそろえるのがオススメ。 ÷と×を間違える 「時間を出すときは割る」ってパターンを体で覚えるといいよ。 スピード感のイメージを持たない 速さを「1時間で進む距離」と意識すると混乱が減る!

⑤ 応用の仕方:他人の工夫例

お出かけ計画 友達の家まで行く時間を計算して、「集合時間に間に合うかな?」を確認する。 スポーツ 100m走を「秒速」で考えると、オリンピック選手のすごさがわかる。 ゲーム感覚 電車やバスの時刻表を見て、「もし歩いたら?」「自転車なら?」って比べてみるのも楽しい。

3. 練習問題(やってみよう!)

問題1

学校までの道のりは1.5km。徒歩で時速3kmなら、何分かかる?

👉 解答:

時間 = 道のり ÷ 速さ = 1.5 ÷ 3 = 0.5時間

0.5時間 = 30分!

問題2

友達の家まで4km。自転車で時速12kmなら、時間は?

👉 解答:

時間 = 4 ÷ 12 = \frac{1}{3}時間

\frac{1}{3}時間 = 20分!

問題3(応用)

家から駅まで2kmを歩いて15分かかった。

このときの速さは?

👉 解答:

15分 = 0.25時間

速さ = 道のり ÷ 時間 = 2 ÷ 0.25 = 8 \text{km/h}

けっこう速いスピードで歩いてるね!

4. まとめ

速さ・道のり・時間は三角図で整理するとラク 単位をそろえるのがポイント 実生活の「歩く・走る・自転車・バス」を使ってイメージすると覚えやすい 応用編は「公式をただ覚える」よりも「生活に使う」感覚を持つと得意になれる

👉 今日できる一歩は、自分の通学路やお出かけの道を測って、実際の速さや時間を計算してみること。

ストップウォッチを片手に、算数を実験にしてみよう!

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