「あれ?どうやって説明すればいいんだろう?」
「話しているうちに、何が言いたいかわからなくなっちゃう……」
こんな経験、ありませんか?実は私も、友達にゲームのやり方を説明するとき、ごちゃごちゃになってよく怒られていました。でも大丈夫!「順序立てて書く」コツさえ掴めば、誰にでもわかりやすい説明ができるようになるんです。
今日は、みんなが苦手な説明文を「順序立てて書く」方法を、一緒に楽しく学んでいきましょう!
1. 説明文は「道案内」みたいなもの!
身近な例で考えてみよう
説明文って実は、毎日の生活の中で自然にやっていることなんです。
例えば、友達に道を教えるとき:
「まずまっすぐ行って、信号を渡って、右に曲がって、コンビニの隣だよ」
これって立派な順序立てた説明ですよね。もし順番がバラバラだったら……
「コンビニの隣で、信号渡って、まっすぐ行って、右だよ」
……え?どっちが先?ってなっちゃいます。
ゲームの説明書も同じ!
新しいゲームを始めるとき、説明書がありますよね:
- 電源を入れる
- キャラクターを選ぶ
- 操作方法を覚える
- ステージをクリアする
この順番がバラバラだったら、絶対に困りますよね。説明文もまったく同じなんです。
2. 基本は3ステップ!「はじめ・なか・おわり」
魔法の3ステップ
どんな説明文も、この3つに分ければうまくいきます!
はじめ:これから何を説明するか伝える
「今日は、美味しい目玉焼きの作り方を説明します」
なか:順番を守って詳しく説明する
「まず、フライパンを温めます。次に、油をひきます。それから、卵を割り入れます……」
おわり:説明したことをまとめる
「このようにして、美味しい目玉焼きが完成します」
順番を表す言葉を使おう
· まず・はじめに
· 次に・それから
· その後・そして
· 最後に・いちばん終わりに
これらの言葉を使うだけで、ぐっとわかりやすい説明文になります。
3. 書くのが楽しくなる!3つのコツ
コツ①:まずは声に出して説明してみよう
「えーと、どうやって書こう……」と悩んだら、一度声に出して説明してみましょう。自然と言葉が出てくる順番が、一番伝わりやすい順番です。
コツ②:イラストを描くつもりで
紙に簡単なイラストを描きながら、順番を考えてみましょう。絵を描くときも、順番がありますよね。まず顔を描いて、次に体を描いて……という感じです。
コツ③:友達に教えるつもりで
本当に友達に教えるつもりで書いてみましょう。「この子、わかってくれるかな?」と考えながら書くと、自然と丁寧でわかりやすい説明になります。
4. みんながやってしまう!失敗あるある
失敗①:順番が前後しちゃう
「卵を焼きます。その前にフライパンを温めます。卵を割ります。油をひくのを忘れていました」
【解決法】実際にやってみたことを思い出しながら、時系列で書いていきましょう。
失敗②:大事なことを忘れちゃう
「材料は卵だけです」(あれ?油は?塩は?)
【解決法】「いつ・どこで・だれが・なにを・どうした」をチェック!
失敗③:順序の言葉が同じばかり
「まず卵を割ります。まずフライパンを温めます。まず食器を準備します」
【解決法】「まず・次に・それから・最後に」など、いろいろな言葉を使い分けよう。
5. 先輩たちのうまくいく方法
方法①:メモ書き作戦
いきなり文章を書かずに、まずは順番にメモを書いてみる:
- 材料を準備
- フライパンを温める
- 卵を割る
- 焼く
- 盛り付ける
方法②:写真を使う作戦
実際に写真を撮りながら、その順番で説明文を書いてみる。
方法③:友達チェック作戦
書いた説明文を友達に読んでもらって、「わかりにくいところはない?」と聞いてみる。
練習問題:説明文を作ってみよう!
では、実際に説明文を作る練習をしてみましょう。
【お題】「あさがおの観察日記を書くときの順番」
ステップ1:はじめを書こう
何の説明をするか:_____________
ステップ2:なかを順番に書こう
- まず:_____________
- 次に:_____________
- それから:_____________
- 最後に:_____________
ステップ3:おわりを書こう
まとめ:_____________
【解答例】
「あさがおの観察日記の書き方を説明します。
まず、あさがおの全体の様子を見ます。背の高さや葉の数を確認します。次に、花の様子を詳しく観察します。花の色や形、数を見ます。それから、つぼみや葉の状態もチェックします。最後に、気づいたことを日記に書きます。
この順番で観察すると、いろいろな発見があって楽しいですよ。」
どうですか?順番に書くだけで、ぐっとわかりやすくなったでしょう?
まとめ:今日覚えたことをおさらい
今日学んだことをまとめると……
· 基本の型:「はじめ・なか・おわり」の3ステップ
· 順番の言葉:「まず・次に・それから・最後に」を使い分ける
· 楽しむコツ:声に出したり、絵を描いたりしながら考える
· 失敗対策:時系列を守って、大事なことを忘れない
今日からできる小さな一歩:
「今日の出来事を、順序を守って誰かに話してみる」
「今日ね、まず学校で算数のテストがあって、次に給食でカレーが出て、それから友達とドッジボールをして、最後に帰り道で猫に会ったんだよ!」
こんな風に、日常の小さなことから練習してみましょう。
順序立てて説明できるようになると、友達にも先生にも、自分の考えがしっかり伝わるようになります。ぜひ、今日からチャレンジしてみてください!みんなが説明文マスターになるのを、楽しみにしています!
「こんな説明文を書いてみたよ!」というのがあったら、ぜひお家の人や友達に見せて自慢してくださいね。きっと「わかりやすいね!」って褒めてもらえますよ!

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