3ー3 順序立てて書くだけで大変身!伝わる説明文の魔法

「あれ?どうやって説明すればいいんだろう?」
「話しているうちに、何が言いたいかわからなくなっちゃう……」

こんな経験、ありませんか?実は私も、友達にゲームのやり方を説明するとき、ごちゃごちゃになってよく怒られていました。でも大丈夫!「順序立てて書く」コツさえ掴めば、誰にでもわかりやすい説明ができるようになるんです。

今日は、みんなが苦手な説明文を「順序立てて書く」方法を、一緒に楽しく学んでいきましょう!

1. 説明文は「道案内」みたいなもの!

身近な例で考えてみよう

説明文って実は、毎日の生活の中で自然にやっていることなんです。

例えば、友達に道を教えるとき:
「まずまっすぐ行って、信号を渡って、右に曲がって、コンビニの隣だよ」

これって立派な順序立てた説明ですよね。もし順番がバラバラだったら……
「コンビニの隣で、信号渡って、まっすぐ行って、右だよ」
……え?どっちが先?ってなっちゃいます。

ゲームの説明書も同じ!

新しいゲームを始めるとき、説明書がありますよね:

  1. 電源を入れる
  2. キャラクターを選ぶ
  3. 操作方法を覚える
  4. ステージをクリアする

この順番がバラバラだったら、絶対に困りますよね。説明文もまったく同じなんです。

2. 基本は3ステップ!「はじめ・なか・おわり」

魔法の3ステップ

どんな説明文も、この3つに分ければうまくいきます!

はじめ:これから何を説明するか伝える
「今日は、美味しい目玉焼きの作り方を説明します」

なか:順番を守って詳しく説明する
「まず、フライパンを温めます。次に、油をひきます。それから、卵を割り入れます……」

おわり:説明したことをまとめる
「このようにして、美味しい目玉焼きが完成します」

順番を表す言葉を使おう

· まず・はじめに
· 次に・それから
· その後・そして
· 最後に・いちばん終わりに

これらの言葉を使うだけで、ぐっとわかりやすい説明文になります。

3. 書くのが楽しくなる!3つのコツ

コツ①:まずは声に出して説明してみよう

「えーと、どうやって書こう……」と悩んだら、一度声に出して説明してみましょう。自然と言葉が出てくる順番が、一番伝わりやすい順番です。

コツ②:イラストを描くつもりで

紙に簡単なイラストを描きながら、順番を考えてみましょう。絵を描くときも、順番がありますよね。まず顔を描いて、次に体を描いて……という感じです。

コツ③:友達に教えるつもりで

本当に友達に教えるつもりで書いてみましょう。「この子、わかってくれるかな?」と考えながら書くと、自然と丁寧でわかりやすい説明になります。

4. みんながやってしまう!失敗あるある

失敗①:順番が前後しちゃう

「卵を焼きます。その前にフライパンを温めます。卵を割ります。油をひくのを忘れていました」

【解決法】実際にやってみたことを思い出しながら、時系列で書いていきましょう。

失敗②:大事なことを忘れちゃう

「材料は卵だけです」(あれ?油は?塩は?)

【解決法】「いつ・どこで・だれが・なにを・どうした」をチェック!

失敗③:順序の言葉が同じばかり

「まず卵を割ります。まずフライパンを温めます。まず食器を準備します」

【解決法】「まず・次に・それから・最後に」など、いろいろな言葉を使い分けよう。

5. 先輩たちのうまくいく方法

方法①:メモ書き作戦

いきなり文章を書かずに、まずは順番にメモを書いてみる:

  1. 材料を準備
  2. フライパンを温める
  3. 卵を割る
  4. 焼く
  5. 盛り付ける

方法②:写真を使う作戦

実際に写真を撮りながら、その順番で説明文を書いてみる。

方法③:友達チェック作戦

書いた説明文を友達に読んでもらって、「わかりにくいところはない?」と聞いてみる。

練習問題:説明文を作ってみよう!

では、実際に説明文を作る練習をしてみましょう。

【お題】「あさがおの観察日記を書くときの順番」

ステップ1:はじめを書こう
何の説明をするか:_____________

ステップ2:なかを順番に書こう

  1. まず:_____________
  2. 次に:_____________
  3. それから:_____________
  4. 最後に:_____________

ステップ3:おわりを書こう
まとめ:_____________


【解答例】
「あさがおの観察日記の書き方を説明します。

まず、あさがおの全体の様子を見ます。背の高さや葉の数を確認します。次に、花の様子を詳しく観察します。花の色や形、数を見ます。それから、つぼみや葉の状態もチェックします。最後に、気づいたことを日記に書きます。

この順番で観察すると、いろいろな発見があって楽しいですよ。」

どうですか?順番に書くだけで、ぐっとわかりやすくなったでしょう?

まとめ:今日覚えたことをおさらい

今日学んだことをまとめると……

· 基本の型:「はじめ・なか・おわり」の3ステップ
· 順番の言葉:「まず・次に・それから・最後に」を使い分ける
· 楽しむコツ:声に出したり、絵を描いたりしながら考える
· 失敗対策:時系列を守って、大事なことを忘れない

今日からできる小さな一歩:
「今日の出来事を、順序を守って誰かに話してみる」

「今日ね、まず学校で算数のテストがあって、次に給食でカレーが出て、それから友達とドッジボールをして、最後に帰り道で猫に会ったんだよ!」

こんな風に、日常の小さなことから練習してみましょう。

順序立てて説明できるようになると、友達にも先生にも、自分の考えがしっかり伝わるようになります。ぜひ、今日からチャレンジしてみてください!みんなが説明文マスターになるのを、楽しみにしています!


「こんな説明文を書いてみたよ!」というのがあったら、ぜひお家の人や友達に見せて自慢してくださいね。きっと「わかりやすいね!」って褒めてもらえますよ!

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