1ー5【小学生向け】かっこを使った式ってなに?これで計算がスッキリわかる!

小学生

1. 導入(つかみ)

「え、先にどっちを計算すればいいの?」

算数の問題をやっていて、こんなふうに迷ったことない?

たとえば、

2 + 3 × 4

これを見たときに、「2+3を先にやるのかな?」「それとも3×4を先にやるのかな?」って混乱しちゃうよね。

そんなときに登場するのが かっこ。

かっこを使えば、「ここから先に計算してね!」って合図をつけられる。

つまり、かっこは 計算の交通整理のおまわりさん みたいなものなんだ。

今日はこの「かっこを使った式」について、楽しくわかりやすく説明していくよ!

2. 本文(多角的に解説)

① 実生活の視点:身近な例から考えてみよう

想像してみて。

お母さんがスーパーで「リンゴ2個とバナナ3本を1セットで買って、それを4セット買った」と言ったら、どう数える?

かっこなしで書くと → 2 + 3 × 4 これは「リンゴ2個に、バナナ3本×4」を足すみたいに見えちゃう。 かっこをつけると → (2 + 3) × 4 「リンゴ2個とバナナ3本で1セット」だってハッキリする。

かっこがあるだけで、イメージがスッキリするでしょ?

② 基本ルールや理論

算数には「計算のきまり」があるよね。

かけ算・わり算は、たし算・ひき算よりも先に計算する。 でも かっこの中は最優先!

つまり、式を見たらまずこう考えればOK。

かっこの中を計算する そのあとにかけ算・わり算 最後にたし算・ひき算

例: (2 + 3) × 4

かっこの中 → 2+3 = 5 かけ算 → 5×4 = 20

かっこがあると、計算の順番がはっきり決まるんだ。

③ 心理的アプローチ(楽しく学ぶコツ)

かっこって、ただの記号に見えるけど、 自分だけのメッセージ だと思うと面白いよ。

「ここからやってね!」って未来の自分に伝える暗号みたいなもの。

ゲームで「このアイテムを先に使ってね」って合図を出す感じ。

だから「かっこがある式=ちょっとしたクイズ」だと思って挑戦すると、楽しく取り組めるよ!

④ 失敗しやすいポイントと対策

間違い①:かっこを無視して計算しちゃう → 対策:まずは「かっこの中を○で囲む」など、目で見てわかるようにする。 間違い②:かっこをつけ忘れてややこしくなる → 対策:「セットになっているものはかっこでまとめる」と意識しよう。 間違い③:式を左から順に全部やっちゃう → 対策:暗記じゃなく、「かっこが最強!→かけ算・わり算→たし算・ひき算」と覚える。

⑤ 応用の仕方

かっこを使えると、式がとっても便利になるよ。

買い物のとき:「(りんごの値段+バナナの値段)×人数」 ゲームの得点:「(アイテムA+アイテムB)×ボーナス点」 工作の材料:「(たて+よこ)×2」

かっこは算数だけじゃなく、生活の中でも「まとめて考える」っていう力につながるんだ!

3. 練習問題(やってみよう!)

問題1

(2 + 4) × 3 を計算してみよう。

👉 解答:かっこの中から → 2+4=6、6×3=18

問題2

5 + (3 × 2) を計算しよう。

👉 解答:かっこの中から → 3×2=6、5+6=11

問題3

「1本80円のペンを3本と、1本120円のノートを2冊買いました。全部でいくら?」

式をかっこを使って書いて、計算してみよう。

👉 解答:(80×3 + 120×2) = 240+240=480円

問題4(応用)

(2 + 3) × (4 + 1) を計算してみよう。

👉 解答:かっこの中を先に → (2+3)=5、(4+1)=5、5×5=25

できた?「おっ、意外といける!」って思えたら大成功!

4. まとめ

かっこは「計算の交通整理役」。どこから計算するかを教えてくれる。 ルールは「かっこ最優先 → かけ算・わり算 → たし算・ひき算」。 失敗しないコツは「まずかっこを見つけて、中からやる」こと。 買い物やゲームなど、日常のいろんな場面でも役に立つ。

👉 今日からの一歩は、「1日1回、かっこをつけた式を自分で作ってみる」こと。

たとえば「(宿題の数+ゲームの時間)×元気さ」とか、自分だけの式をつくると算数がもっと楽しくなるよ!

タイトルとURLをコピーしました